6月のおはなしのたまて箱を、おもちゃのひろば日記からお届けします!!
4月にあたらしく、保育園、幼稚園に入園して、たくさん泣いたお友だちもいたのではないでしょうか。たくさん泣いたあとは、すっかりなれてしまうお友だちもおおいです。おもいきり気持ちをあらわすことで、すっきりできるのかもしれませんね。
今月のうたは、「なきむしけむし」です。
なきむし けむし
はさんで すてろ
泣いている子どもを、はやしている歌です。「はさんで すてろ」なんて、こわいことを言っていますね。でも、いじわるで言っているのではありませんよ。はやく泣きやんで、いっしょにあそぼうよ!そんな気持ちをこめて歌っているのです。
今月のもう一つの歌は、
「つんばくろ くろくろ」です。
「つんばくろ」とは、つばめのこと。夏になると、南の方からやってきますね。
つんばくろ くろくーろ
つんばくろ とろとーろ
むし くろうて
つち くろうて
くちしぶい くちしぶい
つばめよつばめ、黒いつばめよ。虫をたべて、土をたべて、口のなかが、苦くなっていることだろうね! そんないみの歌です。
つばめは、土を口にふくんではこび、その土で巣を作ります。ひながうまれたら、虫をとって、口うつしでえさをやります。口の中も苦くなっていることでしょう。そんな苦労をしながら、つばめは子育てをしているのですね。
いっしょにうたおう!
(インスタグラムで見ることができます)
おはなし&わらべ唄 (スタッフ K. M )