今月は、つくしの唄です。
ずくぼんじょ ずくぼんじょ
ずっきんかぶって でてこらさい
「ずくぼんじょ」とは、つくしのこと。
つくしの赤ちゃんは、冬のあいだ、じめんにぴったりとあたまをつけて、春のくるのを待っています。
さあ、あたたかいきせつになりましたよ。
つくしさん、つくしさん、ずきん(頭巾)をかぶって、出ていらっしゃいそのように、つくしに呼びかけているうたです。
春らしいうたを、もう一つ。
ひとよ ふたよ みわたすかぎり
よしののさくら いつきて みても
なのはなばたけ ちょうちょがとんだ
見わたすかぎりの よしののさくら、なのはなばたけ、まうちょうちょ、春のけしきが 目にうかびますね。
それぞれのことばのはじめの文字をひろってよむと、ひ、ふ、み、よ、いつ、み(む)、な…となるでしょう。
むかしの子どもたちは、はねつきやまりつきなど、数をかぞえてあそぶときに、このような唄をうたいました。
いっしょにうたおう!
(インスタグラムで見ることができます)
おはなし&わらべ唄 (スタッフ K. M )
暖かい季節になりました。道ばたの草花にも目を向けてみましょう。お子さんと春の発見がいっぱいできますよ。
(編集 スタッフI.N)