「ラビリンス」（2021年3月）今月のひろばのおもちゃ

今月のおもちゃ：ふたつの「ラビリンス」（ブリオ社のバランスゲームとラベンスバーガー社のボードゲーム）
こんにちは！まだ薄手のコートは必要ですが、明るい時間も伸びて、種類によっては桜の花が咲いているのを見かけ、春の訪れを感じますね！
皆さんお元気ですか？今回のおもちゃ紹介は二つのゲーム、それも同じ名前の「ラビリンス」です。

ひとつめの「ラビリンス」は南スイスのブリオという汽車のおもちゃなどで有名なメーカーの箱型のバランスゲームです。
迷路のシートが3枚付属されていて、それぞれ難易度が違うのでまず簡単な物からトライしてみるとよいと思います。
本体の箱に手前にあるつまみを回すと左右に、右のつまみでは上下に板が動き、迷路の途中にある穴（ナンバリングしてある））に球が落ちないようにゴールを目指す遊びです。
左右の手の微妙な調整や先を読んだりしながら板を動かしうまくいったらとても充足感があるゲームです。
なかなか最初からはうまくいかないのですが、自分一人で取り組めるため（ほかの人との比較がないため）マイペースに遊べるところが良いと思います。じっくり集中したいときやひとりで遊びたい時に向いているゲームです。
（もちろん、順番にやってタイムやたどり着いたナンバーを競うのも面白いかもしれませんね。）
球をふたつ使ったらより難しくなるので、大人の方も脳トレでやってみてもいいと思います。遊びに全集中！






もう一つの「ラビリンス」はドイツのラベンスバーガー社のボードゲームです。
こちらも1人から4人と書いてありますが、数人でやると盛り上がるゲームです。

通路が移動する不思議な迷路の中をプレイヤーは配られたカードに書いてある宝物を手に入れながら進み早くゴールした人が勝ちというゲームです。
迷路は一枚多いのと迷路がつながっていない場所があるので、先を読みながら自分が探している宝物のある場所に迷路がつながるように考えて、迷路パーツをつなげるのが難しいかもしれませんが、まるで探検家のような気分で宝探しをできるファンタジー感溢れる素敵なゲームです。

なかなか冒険できない現在の世の中ですが、壮大なスケールを感じられることと思います。
宝物も王道の王冠や宝石だけでなくドクロやネズミがあったりと、物語の主人公になったつもりでやると楽しさ倍増です！
今回は春休みも近いという事で対象年齢が6歳くらいからのものをご紹介しました。ぜひ、遊んでみてください！
「ラビリンス」とは迷路という意味ですが、二つのラビリンスゲームで、迷いながらだったり、寄り道（パッとゴールに行けないこと）もそれもりっぱな「遊び」と気が付いたら面白いなと思います。

ご卒園、ご卒業の季節！お久しぶりの方もいつもの方も初めての方もお待ちしてますよ！

今月も活動日には遊びの大好きなスタッフが沢山のおもちゃとひろばにいます。
是非いらしてくださいね。

ひろばスタッフ　T・S