おもちゃのひろばの第1金曜日の11時半くらいになると、「おはなしのたまて箱」が始まります。
<ひろばのスタッフであるMさん、Uさんの心地よい語りで、季節のお話、絵本、わらべ歌など、親子のみなさんとひとときを過ごします。
WEBひろばでも「おはなしたまて箱」をお届けしたいと思います。
さあ、ここからはMさんです。
「先日、近くの公園へ行ったら黄菖蒲が満開でした。これからはアヤメの季節ですね。梅雨空の下のアヤメに華やかさは無いけれど、落ち着いた紫、薄紅、白等の色どりに心が安らぎます。」

もうすぐ、つばめのやって来る季節ですね。

こんなつばめの唄があります。
つんばくろ くろくろ
つんばくろ とろとろ
むし くろて
つち くろて
くちしぶい くちしぶい
つんばくろというのは、つばめのことです。
つばめは、まっ黒だね。つばめは、飛びまわっているね。虫を食べて、土を食べて、つばめの口の中は苦いだろうね。
そういう意味の唄です。
つばめは、泥にわらを混ぜて巣を作り、卵を生みます。ひながかえると、「おなかすいたよー」とひなたちは大騒ぎ。
そこで親つばめは虫を捕ってきて、せっせとひなたちの口に運びます。
親つばめは、土や虫をくわえて、口の中を苦くしながら一生懸命赤ちゃんつばめを育てるのですね。
ふれあい青葉のおもちゃのひろばで「おはなしのたまて箱」をみんなで聞く日が早く来ますように。
(スタッフ I.N )